マイ・オンコロジー・ドリーム ブログ
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2011年11月の一覧

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映画『私だけのハッピー・エンディング』のお知らせ

◆◇ 映画を通して、より多くの人に「がんと共に生きること」を知ってもらいたい ◆◇
映画『私だけのハッピー・エンディング』のお知らせ

 

 これまで、"マイ・オンコロジー・ドリーム"キャンペーンでは、映画『希望のちから』の鑑賞とその後のトークショーなどのイベントによって、臨床試験・治験がいかに「がん医療の推進」に欠かせないものであるか、また医療者だけではなく患者や家族、そして一般市民がその「がん医療の推進」にいかに重要な役割を担っているか、などについて参加者の皆さんと一緒に考えてきました。
 映画は単なる娯楽というだけでなく、『希望のちから』のように、がんを含む医療や産業、社会といったものを考えさせてくれるものも少なくありません。"マイ・オンコロジー・ドリーム"キャンペーンは、そのような「がん」についての啓発を促進する映画を応援しています。
 さて、以前のブログでも紹介した、2011年12月1日公開予定の映画『フィフテイ・フィフティ(50/50)』は、希少がんを告知された男性主人公の日常生活を描く、ヒューマン・タッチのコメディです。もし、自分の家族や友人が、がんと告知されたら、あなたはどのように接するでしょうか? あるいは、もし自分が、がんになったらどのように接してほしいと思うでしょうか? そんなことも考えさせられる映画です。
 そして、今回ご紹介する映画『私だけのハッピー・エンディング』は、突然がんを告知されたキャリアウーマンが、苦悩しつつも自身の人生を見つめ直すようになる姿を描いたラブストーリーです。以下のストーリーを読んで興味をもたれた方は、まずは公式サイトを見て頂き、ぜひ映画館に足を運んで下さい。12月17日(土)より全国公開です。

 

■映画『私だけのハッピー・エンディング』公式サイト 

映画「私だけのハッピー・エンディング」公式サイト

 

 

 

 

ケイト・ハドソンとガエル・ガルシア・ベルナル マーリー役のケイト・ハドソン(左)とジュリアン役のガエル・ガルシア・ベルナル

 

■ストーリー
"さよなら"の代わりに、"大好き"を-。「あなたに見つめられたときだけ、生きていると感じた。」
マーリー(ケイト・ハドソン)、30 歳、キャリアウーマン。広告代理店で働き、夜は仲間たちと楽しく過ごし、恋も思いのまま。ユーモアに溢れ、深刻な出来事だっていつも笑って吹き飛ばす。そんなある日、彼女に訪れたのは"がん"の宣告。今までの人生が、音を立てて崩れていく。いつもの笑顔で元気に振舞おうとするものの、友達は徐々に離れていき、両親はただオドオドするばかり...。マーリーは自暴自棄になり、主治医のジュリアンに怒りをぶつける日々。だが、それを静かに受け止めてくれる彼の存在が、いつしか彼女の心を溶かし始めていた。
医者と患者という関係を理由に自分の気持ちを隠していたが、本当は本気になって向き合って、傷つくのが怖かった。友人や両親、愛する人に心を開き、素直になる大切さを知っていくマーリー。しかしその喜びに気づいた時、彼女に残された時間はあとわずかだった。

 

★映画『私だけのハッピー・エンディング』予告編★ 

 

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[2011/11/18 13:41] | 関連イベント紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ:

 

イベント『映画「希望のちから」を通じて知る"私たちのがん医療"のこと』開催

"マイ・オンコロジー・ドリーム"キャンペーン
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『映画「希望のちから」を通じて知る"私たちのがん医療"のこと』
が11月10日に大阪・梅田のブリーゼプラザで開催され、盛況のうちに終了しました!
 
  映画「希望のちから」を通じて知る"私たちのがん医療"のことが、さる11月10日(木)、大阪・梅田のブリーゼプラザ・小ホールで開催されました。
2人に1人が、がんになる時代において、私たちは、"がん"とどのように向き合っていったらよいのでしょうか。そして、自分たちが、明日からでもできることとは・・・。本イベントは、"マイ・オンコロジー・ドリーム"キャンペーンの一環として、映画を通じ、一般の方々と医療者が一緒になって臨床試験・治験の重要性を学ぶと同時に、私たちそれぞれが"がん医療に対して何ができるか"をテーマとして行われているものです。
 最初に、今回の後援団体であり、女性のがん医療の啓発に取り組んできた毎日放送VOICEの橋本佐与子氏から、Jump Over Women Cancerと本イベントに関する趣旨説明がありました。続いて、今村知世氏(慶應義塾大学医学部臨床薬剤学 講師)から、臨床試験・治験の概要と映画の見どころについて解説がなされました。そして、映画鑑賞の後には、毎日放送アナウンサーの高井美紀さんの司会のもと、上野直人氏(MDアンダーソンがんセンター 教授)、今村知世氏、佐治重衡氏(京都大学標的治療腫瘍学講座 特定准教授)、吉野ゆりえ氏(日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表)の皆さんによる、トーク・セッションが開催されました。
 トーク・セッションは、『希望のちから』について、医療者、患者、患者支援団体の立場からの感想を皮切りに、日本・米国の臨床試験・治験を取り巻く環境の違いや現状などが話し合われ、がん医療に対して私たちにできることは何か、さらには医療者と患者さんとのコミュニケーションを良くするにはどうしたらよいのか・・・など、熱のこもったトーク&ディスカッションがなされ盛況のうちに終了しました。
 
会場につめかけた多数の人々と、臨床試験・治験の概要と映画の見どころについて解説する今村氏上の写真は、会場につめかけた多数の人々。下の写真は、臨床試験・治験の概要と映画の見どころについて解説する今村氏。

熱のこもったトーク&ディスカッション風景 上の写真は、熱のこもったトーク&ディスカッション風景。右から、司会の高井美紀さん、上野直人氏、吉野ゆりえ氏、佐治重衡氏、今村知世氏の皆さん。

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[2011/11/16 10:54] | 関連イベント紹介 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ:

 

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