映画「希望のちから」から、がんの臨床試験を考える
2010年9月8日(水)夕刻、東京都港区赤坂で、第2回のドリーム・キャッチャー養成講座が開催されました。今回のテーマは、映画「希望のちから」を見て、がんの臨床試験・治験について考えようというものです。映画の中で表現された、がんの臨床試験を通じ、がんの薬剤がどのようなプロセスで開発され、それが患者・家族・ひいては市民の「希望」となるのかを学ぶと同時に、患者・家族・市民、そして医療者それぞれに何ができるのかをグループに分かれてディスカッションしました(下の写真)。ディスカッションの中では、臨床試験と治験の違いに始まり、臨床試験を推進するための寄付や臨床試験への患者団体の介入といった日本と米国の文化社会的・制度的差異など多岐にわたる話題が取り上げられ、有意義な会となりました。なお、第2回の開催概要ついては、文末をご覧ください。
次回第3回は、「科学的根拠に基づく医療・がんアドボケート活動を考えよう」をテーマに、11月初旬に上野先生を招いて開催される予定です。
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■Dream Catcher養成講座:2nd Session 開催概要
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【セッション名】映画「希望のちから」で考える がんの臨床試験・治験のこと
【講座スタイル】映画鑑賞・ディスカッション(グループワーク)
【講義のゴール】がんの臨床試験を通じ、がんに対するお薬がどのようなプロセスで開発され、それが患者・家族、ひいては市民の「希望」である事を学ぶだけでなく、医療者、患者、家族、市民に何ができるかを考える。
[2010/09/10 12:50] | ドリーム・キャッチャー | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ: がん医療ドリーム・キャッチャー養成講座マイ・オンコロジー・ドリーム希望のちから治験臨床試験
がんを早く見つけて~! The Earlier the better !
歌手のアグネス・チャン(Agnes Chan)さんが、がん医療への自身の夢(思い)を語る『マイ・オンコロジー・ドリーム映像』を公開しております。どうぞご覧ください。
※動画をご覧になるには、Flash Playerが必要です(無償)。もし動画が見られない場合は、ダウンロードセンターからインストールしてみてください。
なお、アグネス・チャンさんのマイ・オンコロジー・ドリーム写真は、下記に掲載しております。
http://www.oncology-dreamteam.org/myoncologydream/2010/10/post-469.html
[2010/09/09 14:28] | マイ・オンコロジー・ドリーム | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ: がん医療がん検診マイ・オンコロジー・ドリーム早期発見歌手
財団法人日本対がん協会は、一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクトの協力のもと、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターと連携し、日本の若手医師が同センターで研修するプログラム「マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞」を設けました。
プログラムの目的は、「患者の希望」を正面から受け止めるとともに、強いリーダーシップの下、地域のがん医療の充実を図れる医療者を育成することです。
募集人員は毎年1人で、研修期間は1年間。奨励金として100万円が贈られます。
第1回目の今年の募集の締め切りは10月15日(必着)です。
詳しくは、日本対がん協会(http://www.jcancer.jp/)の下記サイトページをお訪ねください。
http://www.jcancer.jp/news/2010/20100814.html
[2010/09/08 16:42] | マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ: がん医療マイ・オンコロジー・ドリーム日本対がん協会留学研修MDアンダーソンがんセンター