マイ・オンコロジー・ドリーム ブログ
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2012年3月の一覧

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「マイ・オンコロジー・ドリーム(MOD)活動助成金」の成果報告

「マイ・オンコロジー・ドリーム(MOD)活動助成金」が授与された
4チームの活動の成果を報告します!
 
  "マイ・オンコロジー・ドリーム(MOD)"キャンペーンでは、ドリームキャッチャー養成講座を受講された皆さんを対象に、EBMに基づくがんアドボケート活動を支援するための「MOD活動助成」を行っています。

 2011年度は、4チームにMOD活動助成金が授与され、この度、その活動の成果が各チームより届きましたので、以下にご報告いたします。
 
◆『オーキッド・リボンキャラバン』(精巣腫瘍のアドボケート活動)
  代表:改發 厚さん(精巣腫瘍友の会)
  活動助成額20万円
【メッセージ】
精巣腫瘍は希少がんです。罹患者が少ないゆえ、情報が少ない状態です。そこでインターネットを通じ、EBMに基づいたがん情報(治療法・早期受診・就労支援ほか)を発信するサイトを助成金を活用し構築致しました。
【成果】
Webサイト『精巣腫瘍患者友の会J-TAG』
http://j-tag.jp/
 
◆『茶話会』(がん患者のコミュニケーション推進活動)
  代表:橋本真由美さん(チームスマイル10名)
  活動助成額25万円
【メッセージ】
がん患者さんや関わりのある方を対象に、おしゃべり会(茶話会)を開催致しました。一つの事をやり遂げるのは大変ですが、参加者の笑顔を見ていると元気を貰いました。You can try !
【成果】
「がん患者さんとご家族のための茶話会」ご案内および茶話会記念集合写真PDF 

 

◆『がん知識マップの製作』
  代表:阿南里恵さん、水野洋美さん(がん知識マップ製作委員会7名)
  活動助成額25万円
【メッセージ】

がんについて誤解や偏見をもたない社会の実現、日本のがん医療がより良く変わってほしいという願いを込め、子供たちでも遊びながら、がんについて学べる"がん知識マップ"を考案し、製作しました。
【成果】
Webサイト『がん知識マップ - がんに関する知識が身につく!』
http://www.cancerchannel.jp/gan-knowledgemap/
 

◆『臨床試験動画の吹替版およびNCI動画の字幕作成版作成プロジェクト』
  代表:田所多佳子さん(一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ)
  活動助成額30万円
【メッセージ】
米国国立癌研究所(NCI)の動画DVD「がんの臨床試験」吹き替え版を作成しました。臨床試験についてわかりやすく説明されています。また、NCI動画字幕版も7本完成しました。
【成果】
YouTube動画『がんの臨床試験(全編)/米国国立癌研究所(NCI)』 

 

 

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[2012/03/12 17:05] | マイ・オンコロジー・ドリーム(MOD)活動助成金 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ:

 

My Oncology Dream Symposium & Award Ceremony開催報告

My Oncology Dream Symposium & Award Ceremony
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がん医療・研究に関する日米医学交流シンポジウム&
2011年度マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞発表・授賞式

 

 公益財団法人日本対がん協会、一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクトの共催、駐日米国大使館・東京アメリカンセンターの後援により、『がん医療・研究に関する日米医学交流シンポジウム&2011年度マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞発表・授賞式』が、2012年2月28日にアメリカ大使館 東京アメリカンセンターホールにて開催され、日米医学協力・交流を通じて、さらなるがん医療の発展を目指し、有意義な意見交換が行われました。

 

■がん医療・研究に関する日米医学交流シンポジウム■

 

 初めに『がん医療・研究に関する日米医学交流シンポジウム』が行われました。まず東京アメリカンセンター館長Ann B. McConnell氏の挨拶から始まり、Oliver Bogler氏(米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンター バイス・プレジデント)、末松 誠氏 (慶應義塾大学医学部長)、田村和夫氏 (福岡大学医学部腫瘍・血液・感染症内科学教授)の方々の講演があり、続いて日米の著名な医療者によるパネル・ディスカッションが行われました。会場からの発言も多数あり、議論は大いに盛り上がり、今後の日米のさらなる医学交流の発展が期待されます。
 写真は、上が田村和夫氏の講演の模様。下は、パネル・ディスカッションの模様で、パネリストは、左から田村和夫氏、末松 誠氏、Oliver Bogler氏、上野直人氏、Dave Mori氏の5名の方々。

 

がん医療・研究に関する日米医学交流シンポジウム ■2011年度マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞発表・授賞式■

 

 シンポジウムに引き続いて、『2011年度マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞発表・授賞式』と簡単なレセプションが行われました。
 当奨励賞は、日本対がん協会が、オンコロジー教育推進プロジェクトの支援、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの協力を得て、日本の若手医師が同センターで1年間研修する事を目的として2010年度に設立されたものです。
 授賞式では、日本対がん協会理事長の箱島信一氏の挨拶に続き、MDアンダーソンがんセンターのOliver Bogler氏から受賞者の発表がありました。厳正なる審査の結果、2011年度の受賞者には、KKR札幌医療センター斗南病院の古川孝広氏と栃木県立がんセンターの原尾美智子氏が選ばれました。日本対がん協会会長の垣添忠生氏からの目録贈呈に続き、受賞者からの受賞の挨拶があり、MDアンダーソンでの研修に対する抱負と日本のがん医療への今後の貢献などが語られました。
 授賞式とその後のレセプションは、終始なごやかな雰囲気の中で執り行われ、アグネス・チャン氏などの挨拶で締め括られました。
 写真は、上が授賞式の記念写真で、左からOliver Bogler氏、受賞者の古川孝広氏と原尾美智子氏、右端は垣添忠生氏。下は、授賞式に参列した関係者一同による記念写真。

 

2011年度マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞発表・授賞式★他の写真もご覧になりたい方は、Facebookページ『Cancer がん 癌 No More』の下記フォトアルバムをお訪ねください。My Oncology Dream Symposium & Award Ceremonyの写真40点がご覧いただけます★
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.305158126212287.70154.178707785523989&type=3


 

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[2012/03/07 14:12] | マイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ:

 

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